【イベントレポート】TRAINERS ACADEMY03 メディア編 20180728
グーテンモルゲン! CHANGです。
これはドイツ語で「おはようございます」って意味らしいんですが、これ書いてるの夜なんで微塵も意味ないです。まぁ業界では24時間「おはようございます」らしいので良いんじゃないかな!
去る7/28(土)、トレーナーズアカデミー第3弾となる「メディア編」を実施させていただきましたので、簡単にまとめさせていただきます。
内容が内容なだけにとてもベリー最高に勉強になったのですが、その詳細をお話することができず、非常に残念です。
自分でやっといてなんですが、一期一会のお話が多いので、参加した方こそに最も益を持ってっていただきたいという気持ち。セミナーってそういうとこありますよね。
トレーナーズアカデミーとは
「トレーナーズアカデミー」とは、ポケモンカードイベントオーガナイザーによるセミナーイベントです。主にノウハウの共有や交流を目的としたものでありますが、現在「イベント編」「メディア編」と展開しており、各回ごとにゲストをお呼びしてお話いただいたり、トークライブをやったりしていたりと、少し風変わりなイベントです。
ちなみに今回は今までと違って僕は登壇しませんので、スタッフでもあり、生徒でもあるわけです。個人的にもめちゃくちゃ楽しみで夜も眠れなく、そして朝寝坊しました。(実話)
03「メディア編」の流れ
当日は超巨大台風12号ジョンダリさんが来日するということで、随時中止も視野に入れた上でのスケジュール進行とさせていただきました。巻けるところは巻く。
こちらをご参加の皆さまご理解いただきつつ(ご協力本当にありがとうございました)、それでも中身はギッチリと濃いものをお届け。
や、僕は何もしてませんけど。
今回のコンテンツ
セミナー1「プロから学ぶ! 『良い記事』『良い文章』ってなんだろう」
「そもそも良い記事とは?」「日本語の使い方は正しい?」といった、文章を書くということに対する基礎の基礎となる部分を、プロのライター・クラさんの目線から掘り起こして紹介いただくというセミナーです。
紙で文を書くのと異なり、webに残る記事を書く文化は独自のものです。個人のブログでも共通しているかもしれませんが、「記事」として残すためにのルールや基本的な表現を、事例に則ってお話いただきました。
……個人的な意見ですが、「痛いところを掘り抉られた」といった印象を受け、息も絶え絶えになりました。と同時に、成長する快感に酔いしれています。
僕は少なからず文を書くことにまつわる仕事をしているのですが、 誤魔化していた表現をロジックで晒され、硬めの洗濯板でごしごしとされたような恥ずかしさを感じました。
特に記事をマネタイズしていく意識のある方には有益なお話だったのではないでしょうか。
セミナー2「こんなときどう書く? 日本の記事、海外の記事」
日本と海外では文を読む習慣も書く習慣もまったく異なります。
それはつまり読み手の求めるものや書き手の伝え方もまったく違うということ。
「記事とコンテンツの違い」から、ポケカ記事の変遷、ご自身のこれまでの活動とお話いただき、さらに国内・海外それぞれの記事の事例から読み解く文化の違いを丁寧に解説いただきました。ページにしておよそ70ページ。文を書く能力はもちろん、「歴史を学ぶ」という観点が非常に大きく、クラさんのパートから続くことで浸透しやすい、魅力的なコンテンツでした。
今国内にあるもの、足りていないものが浮き彫りになった講義として、アンケートでは最も人気のコンテンツでした。うきにんさんご自身が今回海外からトレアカの為のみに来日いただいたこともあり、なかなか普段聞くことのできない貴重な時間を過ごさせていただきました。
本当に昔からの歴史をお話されていたので、ポケカ老人会(ちょっと前に発足されました)の一老人としては懐かしさに溢れる同窓会のような講義でした。
おお…
「ポケカYouTuberのつくり方」
今やすっかり世の中的に知られているYouTuber(ゆーちゅーばー)。
2017年に新星のごとく現れ、たった1年でポケカ界にとてつもない影響力をもたらしたユニット「さんチャンネル」の1chさんより、「YouTuberとは」「どう活動しているのか」などをお話いただきました。
これがまた非常に生々しい。
YouTuberという存在という話に始まり、現在ポケカYouTube界で起きていること、また今後どうしていくべきかをユニットのプロデューサー目線で声高に話されており、「あ、YouTuberって大変だけどめっちゃ面白そうだわ」と確信できるコンテンツでした。
マーケティングの目線も含めたお話で、上述の2コンテンツともまったく異なる内容。
続けて聞くにも大変バランスの取れたお話で、組み方最高やん楽しかったぁというのが個人的な感想でした。あと資料の作り方がなんとなく僕の考え方に近い。
パネルディスカッション 「今、ポケカにどんなメディアがあったら面白い?」
時間的に3セミナーに続けてとなりましたが、
「いま、ポケカにどんなメディアがあったらおもしろい?」
というテーマでフリートークをしていただきました。
今どんなメディアが活躍しているのか、そもそも記事を見るとはどういう目線なのか、「メディア」である必要があるのかなどをお話いただきつつではありましたが、予想通り白熱し、予定の30分内で収まるわけもありませんでした。
特に、メディアを作る目線というより文化そのものに対する議論が盛り上がっていた様子。これはどこかで2時間くらい放送のコンテンツを作って改めてやっても面白そうです。
休み時間に盛り上がるポケカプレイヤーたち
お昼休み時間はSMレギュスタンやGXスタートデッキ体験会など、あちこちでポケカ対戦が行われておりました。ちょっと目を離すとすぐポケカしちゃうんだから。
ちなみに僕ははじめてGXスタートデッキをzbさんにお借りしてやってみたら鼻血が出る程おもしろくて1chさんとワイキャイ遊んでいました。まったくもう。最高。
トレアカ「メディア編」をやってみて
イベント編に続けて、第3回となるトレーナーズアカデミーを実施させていただきましたが、感想としては「セミナーをきっかけに人が絡んで意見交換できるのマジで最高に楽しい」というものでした。前回と同じ。
台風の影響もあり、イベント中も随時電車の運行状況などをアラートさせていただき、すべての進行を巻きで行ったにも関わらず、パネルディスカッションを強制終了したのちの懇親会には殆どの方が参加されました。会場管理スタッフのしょーてぃーさんよりお食事やお酒が振る舞われ、皆舌鼓を打ちながら歓談や意見交換、対戦など思い思いに楽しんでいらっしゃいましたね。
トレーナーズアカデミーはセミナーイベントではありますが、単純にセミナーを聞いておしまい、ではありません。
同じ場と空気を共有した仲間で横のつながりを作っていただきたいですし、得たノウハウを使って次の時代を作っていって欲しいと心から思っています。
ですから、少しだけ勇気を持って飛び込んできていただければ、きっと何かを掴んでいくことができると思います。
僕自身も主催として参加させていただいておりますが、毎回交流させていただくことが本当に楽しみでいます。
これからもこういった世界観を踏襲した上で、トレアカ以外の色々なものに繋げていきながら日本のポケカ界にちょっとでも貢献できればいいな、と思っております。
今回ご協力いただいたゲストのクラさん、うきにんさん、1chさん。
スタッフのzbさん、しょーてぃーさん。
そしてご参加いただいたすべての皆さま。
本当にありがとうございました。
それでは、次のトレーナーズアカデミーにて。