【デッキレシピ】ロストマーチもぶっとばせ!あやかしゲッコウガ[ゲッコウガGX・ゾロアークGX・アローラキュウコン]
アモーレ!(イタリア語で「愛する人」の意味)
CHANGです。
2018年9月8日、ポケモンカードSMシリーズ最新弾「超爆インパクト」が発売されましたね!
2週間後の9月16日には公式大会である【チャンピオンズリーグ東京】が開催され、いよいよ2019シーズンが開幕となったわけですが、まあ僕は出場しないので別にいっかなって感じで鼻歌を交えながら深夜を徘徊していたら割と真面目な雰囲気で管理人さんから不審者の扱いを受けました。
そんなわけで早速の新シーズンをいきなり欠席する僕ですが、それなりに満足のいくデッキができたので紹介します。
環境に草が多くて厳しいと思いつつも、実は現在対草戦は無敗でここまで来ています。まあ78%は運だと思うのですが、そういうことにしておいてください。
少しは気を使って。多感な時期なの。
CL東京にもし出場するのであれば、
これで出ようと思ってました。
ロストマーチ含め、それくらいの自信はあるつもりです。
デッキレシピ
■ポケモン
ケロマツ | SM6-17 | 2 |
---|---|---|
ケロマツ | SM6-18 | 2 |
ゲコガシラ | SM6 | 4 |
ゲッコウガGX | SM6 | 3 |
ゾロア | SM3+ | 2 |
ゾロアークGX | SM3+ | 3 |
メタモン◆ | SM7 | 1 |
アローラロコン | SM2K | 2 |
アローラキュウコン | SM2+ | 2 |
カプ・コケコ | SM2 | 1 |
カプ・テテフGX | SM2 | 1 |
■サポート
シロナ | 3 |
---|---|
ジャッジマン | 2 |
アセロラ | 1 |
グズマ | 2 |
リーリエ | 1 |
マオ | 2 |
■グッズ・スタジアム
ハイパーボール | 4 |
---|---|
アクアパッチ | 3 |
エスケープボード | 2 |
こだわりハチマキ | 1 |
フィールドブロアー | 2 |
こだわりハチマキ | 2 |
フィールドブロアー | 1 |
ともだちてちょう | 1 |
レスキュータンカ | 2 |
せせらぎの丘 | 2 |
■エネルギー
基本水エネルギー | 6 | |
---|---|---|
ダブル無色エネルギー | 4 |
解説
進化したときに使える狙撃型能力【はやてしゅりけん】【ふうましゅりけん】を持ったゲッコウガGXラインと、手札補充能力【とりひき】を持ったゾロアークをそれぞれアタッカーと据えたコントロール・ビートデッキです。
うしろにシュパっと手裏剣を投げて、額に刺さった手裏剣の痛さを唇噛んでガマンしている相手をおぼろぎりで爽快にぶった切ります。
基本的にゲッコウガGXがメインで動けるような構築にしてありますが、相手によって変幻自在に闘い方を変えることがこのデッキのキモとなりますね。
採用・非採用カード
●ゲッコウガGX
主役なのでほぼフル稼働の4−4−3ライン。
メタモンを考慮すると5−4−3とごん太ラインになります。
サイド落ちを考慮しても同時に2体は動ける構築。
●ゾロアークGX
言わずもがなドローサポート兼アタッカー。
2体立てば十分だけど、3−3では少したねがダブつきます。
そこでメタモンを入れて2−3ラインでの運用にしてみました。
●ケロムース
ジェットパンチをベンチで2回耐える70ケロマツと
死に出し用で使い分けます。
ケロムースがあるだけでアクアパッチを節約できるので便利。
●カプ・コケコ
後述しますが、環境に急増するであろうロストマーチを見た対策カード。
死に出しはもちろん、各種手裏剣との併用でベンチに甚大な被害を与えられます。
最初はロコンのおまけで1枚刺してただけだったんですが、使ってみたらめたくそ便利だったので2枚に。
相手からすると必ずどかさなくてならなくてウザい。
非GX相手は普通に戦わなくてはいけませんが、ここでも手裏剣で打点サポートができます。
○メレシー(不採用)
無色二個【ワンダーレイ】で特性をもつポケモンからの攻撃をシャットアウト。
以前入れていたのですが、一旦カプ・コケコと交代しました。
いると相手のアローラキュウコンやフーパを相手にできる上にレックウザ・サーナイト・ゼラオラ・ソルガレオなど強力なGXポケモンからもワザを受けなくなるため超優秀。
ロストマーチには無力。
○グラジオ(不採用)
1積みが多いので入れたいカードではあるのですが、いかんせん他のサポートを超える優先度で打つタイミングがなく、「強いけど使わない」という宝の持ち腐れになっていたので今回は敬遠。
○ウツギはかせのレクチャー(不採用)
ケロマツを2−3枚ケロムースにすることでカプ・テテフGXからの初手が非常に安定するのですが、逆に言うとせせらぎの丘があるので初手以外ほぼ腐ってしまうこと、カプ・コケコを呼ぶことができないので初手用サポートはおとなしくリーリエにしました。
決して悪くはないんだけれども。
基本的な闘い方
ケロマツ、ゲコガシラ、ゲッコウガGXを順々に育て、エネルギーをつけて【おぼろぎり】でダメージを与えていく。というのは根幹にある話ですが、そのサポートに入っているゾロアークが戦うケースもかなり多く、「ゲッコウガゾロアーク」から「ゾロアークゲッコウガ」になることもあります。
つまり、
と
と相互にカバーしあっているのがこのデッキになるわけで、このスイッチは相手のポケモン、すなわち草タイプや闘タイプが多かった場合に行われます。
エネルギーコストの観点ではそれぞれダブル無色を共有できること、ゲッコウガについたダブル無色を【おぼろぎり】で戻せることで、無理なく運用できています。
序盤
がんばってポケモンをそろえる。
アローラロコンの役割はふたつあって、
・【みちしるべ】で序盤からポケモンを揃える
・途中からキュウコンに進化して相手の攻撃をブロック、こちらからもアタッカーとして機能し始める
というものです。周知の通りめちゃくちゃ便利。
サーチ系のカードがあった場合はなるべくメタモンを先に出したいところですね。
せせらぎの丘で水ポケモンは引いて来れるので、まずメタモン→ゾロアの順番で。
そこでハイパーボールを握るなりロコンが【みちしるべ】するかでゾロアークから立てていきます。
理想の陣形
ある程度できあがった状態。
ドローして打点調整して殴って戻ってドローして、という形なのですが、ここにカプ・テテフ、カプコケコ、アローラキュウコンが適宜入っていきます。
特にアローラキュウコンはその特性【ひかりのけっかい】でGXの技を遮断できるので、ゲッコウガが【おぼろぎり】で山札にドロンしたときに文字とおり壁にすることができるんですよね。これが非常に強力。
打点計算
言うまでもなくゲッコウガの特技は各種手裏剣なわけですが、これによる打点調整が容易にできるので、ここでメジャーな数字にどうやってリーチするかをまとめてみます。
【140】
・ふうましゅりけん(以下風魔)30+おぼろぎり110
・風魔30+風魔30+オーロラビーム
・はやてしゅりけん(以下疾風)20+ライオットビート120
【170】
・風魔30+こだわりハチマキ30+おぼろぎり110
・風魔30+疾風20+シャドーアサシンGX130
・風魔30+疾風20+ライオットビート120
【190】
・風魔30+疾風20+こだわりハチマキ30+おぼろぎり110
・風魔30+疾風20+こだわりハチマキ30+ライオットビート120
【210】
こっからは一撃はあんま現実的じゃないので
ツーパンでがんばる。
【250】
むり。高すぎ。アホか。
苦手な環境デッキへの戦い方
VSレックウザ・ゼラオラ
キュウコンを中心に動く。
下手にゲッコウガに進化しても、おぼろぎり準備ができていないとただのエサになりかねません。ゲコガシラとゾロアークを最低限で回しつつ、グズマで呼ばれて倒されても良いのでキュウコンを育てておきます。
サブでラティアス◆などがいると思いますが、こいつらを手裏剣でビームで倒せば他に戦えるアタッカーがいなくなります。
VSジュカイン
こちらもキュウコン中心。
ただ非GXジュカインが稼働するとやられてしまうため、
・GXになっていないジュプトルを優先的に呼んで倒す
・エネをついたポケモンから攻撃
この二点を意識して相手のアタッカーを枯渇させましょう。
こちらもゲッコウガには進化させずにゲコガシラ止まりでゾロアークと一緒に運用します。
ラランテスで殴ってきたらもはやこっちペース。ラランテスを倒し、攻撃をブロックし続けましょう。実際こうやって勝つことができました。
非GXを全力で倒してキュウコンを居座らせる!
VSロストマーチ
草タイプなので弱点をつかれてしまいますが、
こちらはカプ・コケコの出番。
【かいてんひこう】はワタッコに対して弱点で40、ネイティに対しては20を与えられますから、
・風魔30をワタッコに、かいてんひこう20or40→ダウン
・疾風20をネイティに、かいてんひこう20→ダウン
・そらのはしらを壊す為に基本スタジアムは後出し
これらを駆使して一網打尽にしていきます。
ゲッコウガGXが殴られると弱点でまず一撃ですが、それはつまりカプ・コケコが生き残っているということなので、再び【かいてんひこう】でダメージを蓄積することができます。
相手のHPがとにかく低いためとにかく攻撃することさえできれば手裏剣も相まってすぐサイドが取れます。
コケコは一撃で倒されてしまいますが、2枚積んだタンカはこのため。
コケコ3回とゾロアークを挟むあたりで相手はアタッカーが切れるはずです。
VS その他
ふつうにがんばれ。
230をワンパンしてくるデッキはある種ぜんぶ苦手。
まとめ
ゲッコウガGX自体のポテンシャルはなかなかのはずですが、
環境が君臨を許してくれません。
とはゲッコウガ自体をサブのみとして運用すると
ここはこれで意味が薄まってしまうと思ったので、
ゲッコウガ+様々な相方で試していきたいと思います。
じゃ、拙者これから公園のベンチで
「はぁー…今日も仕事見つからなかった」
って言うだけのバイトの面接行ってくっから、またな!